企業の生物多様性保全活動を広める第5回「いきものにぎわい企業活動コンテスト」募集中!
生物多様性の保全と持続可能な利用を進めるためには、企業の参画が欠かせません。
国内外で、豊かな生物多様性の保全や持続的な利用等の実践的な活動が、多くの企業により精力的に進められています。
こうした動きに着目し、優れた実践活動を継続的に顕彰し、広く内外に広報することによって活動のさらなる広がりを推進する表彰制度として2009年に始まったのが「いきものにぎわい企業活動コンテスト」。
今年で5回目となるこのコンテストも募集がはじまりました。
①企業による生物多様性の保全や持続的な利用等の実践的な活動を幅広く対象としています。
応募締切は8月31日です!
里山や棚田を保全・再生したり、荒地に植林をして森を復元したり、珊瑚礁の再生や希少種の育成に取り組んだり、あるいは、豊かな生態系の森や田んぼの産品を優先的に購入することで応援したり、工場緑地を自然林に近づけて改造するなど、「生物多様性」を意識せずに取り組んだことが、豊かな生物多様性を生み出したということも大いにあるでしょう。
豊かな生物多様性の保全・再生に役立っていると考えられる取り組みをご応募ください。
募集要項・エントリーシート・募集チラシ・過去開催のパンフレットは、「いきものにぎわい企業活動コンテスト」のウェブサイトからダウンロードできます。また、過去の応募活動もウェブサイトで紹介されています。
受賞プロジェクトはもちろん、惜しくも選に漏れたものについても、パンフレットやウェブサイトなどで広く情報発信されるとのことで、企業のCSR・環境活動の広報の場としても活用できます。ぜひ、ご応募を!
【募集締め切り】2016 年 8 月 31 日(水)必着
【応募方法】 ウェブサイト(http://mizumidori.jp/ikimono-nigiwai/ )から募集要項・エントリーシートを入手し、エントリーシートに記入の上、応募
【問い合わせ先】いきものにぎわい企業活動コンテスト実行委員会事務局
(公財)水と緑の惑星保全機構内
〒105-0003 東京都港区西新橋1-1-3 4F
TEL: 03-3509-9733 FAX: 03-6206-1125
E-mail: ikimono-nigiwai@mizumidori.jp
【主催】 いきものにぎわい企業活動コンテスト実行委員会
(公社)国土緑化推進機構/(公社)日本アロマ環境協会
(公財)水と緑の惑星保全機構/地球環境行動会議(GEA)
【後援】 環境省/農林水産省
【協力】
アステラス製薬株式会社/株式会社ローソン(ローソン緑の募金)
公益財団法人損保ジャパン日本興亜環境財団
公益信託富士フイルム・グリーンファンド
愛知目標
2010年に愛知で開催された国際会議で193の国々が合意した、生物多様性を守るために2020年までに達成すべき20の目標。
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目標1:
人々が生物多様性の価値と行動を認識する。 -
目標2:
生物多様性の価値が国と地方の計画などに統合され、適切な場合には国家勘定、報告制度に組込まれる。 -
目標3:
生物多様性に有害な補助金を含む奨励措置が廃止、又は改革され、正の奨励措置が策定・適用される。 -
目標4:
すべての関係者が持続可能な生産・消費のための計画を実施する。 -
目標5:
森林を含む自然生息地の損失が少なくとも半減、可能な場合にはゼロに近づき、劣化・分断が顕著に減少する。 -
目標6:
水産資源が持続的に漁獲される。 -
目標7:
農業・養殖業・林業が持続可能に管理される。 -
目標8:
汚染が有害でない水準まで抑えられる。 -
目標9:
侵略的外来種が制御され、根絶される。 -
目標10:
サンゴ礁等気候変動や海洋酸性化に影響を受ける脆弱な生態系への悪影響を最小化する。 -
目標11:
陸域の17%、海域の10%が保護地域等により保全される。 -
目標12:
絶滅危惧種の絶滅・減少が防止される。 -
目標13:
作物・家畜の遺伝子の多様性が維持され、損失が最小化される。 -
目標14:
自然の恵みが提供され、回復・保全される。 -
目標15:
劣化した生態系の少なくとも15%以上の回復通じ気候変動の緩和と適応に貢献する。 -
目標16:
ABSに関する名古屋議定書が施行、運用される。 -
目標17:
締約国が効果的で参加型の国家戦略を策定し、実施する。 -
目標18:
伝統的知識が尊重され、主流化される。 -
目標19:
生物多様性に関連する知識・科学的技術が改善される。 -
目標20:
戦略計画の効果的実施のための資金資源が現在のレベルから顕著に増加する。