生物多様性アクション大賞に環境大臣賞、農林水産大臣賞創設、ぜひご応募を!2017年9月18日(月)応募締切
生物多様性アクション大賞は「国連生物多様性の10年」の日本における広報活動の一環として2013年にスタートし、今年は5回目を迎えました。
たとえば、地産地消で旬の食材を使う食堂(たべよう)、海や川、山での自然体験(ふれよう)、美しい自然や生きものの姿を写真で表現(つたえよう)、地域に残る伝統文化の保存(まもろう)、環境に配慮した商品開発(えらぼう)など。ほかにもユニークな視点で生物多様性保全につながる活動がたくさんあるでしょう。本賞は、全国にひろがる、そんな活動を発掘し、応援し、多くの方に知っていただくことを目標にしています。
今年度から環境大臣賞、農林水産大臣賞が贈られます。ぜひご応募ください!
下記のページの応募要項をご確認の上、2017年9月18日(月)までに、
エントリーフォームよりご応募ください。
スケジュール
一次審査:2017年10月初旬
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二次審査:2017年10月下旬
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各賞受賞発表:2017年11月
WEBサイトにて大賞以外の各賞の受賞活動を発表いたします。
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授賞式(大臣賞審査):2017年12月8日(金)
授賞式当日に最終審査を実施いたします。
二次審査を通過した「たべよう」「ふれよう」「つたえよう」「まもろう」「えらぼう」5部門の受賞者から審査委員へ活動内容のプレゼンテーションをしていただきます。最終審査を経て、環境大臣賞、農林水産大臣賞を決定します。
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大臣賞受賞者プレゼンテーション:2017年12月9日(土)
エコプロ2017 環境とエネルギーの未来展にて、授賞活動のプレゼンテーションを行っていただきます(予定)。
※予定は変更になる場合があります
募集対象
日本国内に活動拠点がある企業、団体、個人
応募資格
・日本国内を拠点とする活動であること。
・生物多様性の保全や持続可能な利用に貢献する活動であること。
・応募の段階で活動実績があること。
・継続性が見込まれること。
・特定の政党や宗教の布教を目的として活動する団体ではないこと
・公序良俗に反する活動ではないこと。
応募に関する留意事項
・該当する1部門のみ応募してください。
・同じ活動の複数部門への応募は無効とします。
・応募書類は、一切返却致しません。
実施部門
環境負荷が少なく、その地域、季節の生きものたちの恵みでもある、地元でとれた食材や、旬の食材を使って地域の食文化を掘り起こす活動。
キーワード:自給自足、家庭菜園・市民農園、伝統食、地産地消、旬産旬消、食育、フードマイレージetc
山、海、川、動・植物園などでの自然体験を通じて、自然の中で遊ぶことの楽しさや、地域の特色、生きものの生態や面白さを実感してもらう活動。
キーワード:自然観察会、自然体験プログラム、自然学校、インタープリター育成、フィールドミュージアム、エコツーリズム etc
生きものたちのさまざまな色や形、行動を観察し、自然の素晴らしさや季節の移ろいを、写真や絵、文章などで記録・表現し、伝える活動。
キーワード:伝承芸能、伝統行事、出版、ウェブ、アプリ、映像、写真、イベント、ゲーム、アート etc
豊かな生態系を未来に残すため、森・里・川・海などを舞台に、自然や生きものの調査・保全・再生や、地域文化の保存などを行っている活動。
キーワード:郷土芸能や伝統行事の保存、山村・里山・流域振興、自然保護活動、ナショナルトラスト etc
生物多様性のことをきちんと考えて生産・販売された商品やサービスを、その内容を開示し、消費者に提供する活動。または促進する活動。
キーワード:フェアトレード、トレーサビリティ、グリーン購入、グリーンエコノミー、エコラベル etc
問い合わせ先
*一般からのお問い合わせ:
生物多様性アクション大賞事務局 担当:木村
Tel: 03-5256-6770 E-mail: award@cepajapan.org
*報道関係者からのお問い合わせ:
生物多様性アクション大賞 広報事務局 (サンカルパ内) 担当:梶原
E-mail: press@cepajapan.org
愛知目標
2010年に愛知で開催された国際会議で193の国々が合意した、生物多様性を守るために2020年までに達成すべき20の目標。
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目標1:
人々が生物多様性の価値と行動を認識する。 -
目標2:
生物多様性の価値が国と地方の計画などに統合され、適切な場合には国家勘定、報告制度に組込まれる。 -
目標3:
生物多様性に有害な補助金を含む奨励措置が廃止、又は改革され、正の奨励措置が策定・適用される。 -
目標4:
すべての関係者が持続可能な生産・消費のための計画を実施する。 -
目標5:
森林を含む自然生息地の損失が少なくとも半減、可能な場合にはゼロに近づき、劣化・分断が顕著に減少する。 -
目標6:
水産資源が持続的に漁獲される。 -
目標7:
農業・養殖業・林業が持続可能に管理される。 -
目標8:
汚染が有害でない水準まで抑えられる。 -
目標9:
侵略的外来種が制御され、根絶される。 -
目標10:
サンゴ礁等気候変動や海洋酸性化に影響を受ける脆弱な生態系への悪影響を最小化する。 -
目標11:
陸域の17%、海域の10%が保護地域等により保全される。 -
目標12:
絶滅危惧種の絶滅・減少が防止される。 -
目標13:
作物・家畜の遺伝子の多様性が維持され、損失が最小化される。 -
目標14:
自然の恵みが提供され、回復・保全される。 -
目標15:
劣化した生態系の少なくとも15%以上の回復通じ気候変動の緩和と適応に貢献する。 -
目標16:
ABSに関する名古屋議定書が施行、運用される。 -
目標17:
締約国が効果的で参加型の国家戦略を策定し、実施する。 -
目標18:
伝統的知識が尊重され、主流化される。 -
目標19:
生物多様性に関連する知識・科学的技術が改善される。 -
目標20:
戦略計画の効果的実施のための資金資源が現在のレベルから顕著に増加する。