2020年1月12日(日)・13日(月) 「にじゅうまるプロジェクト第4回パートナーズ会合」
生物多様性条約第10回締約国会合(COP10)で「愛知ターゲット」設定がされて、10年。
後に、持続可能な開発目標(SDGs ) にも組み込まれる「愛知ターゲット」の達成に向けて、日本の各地で、世界の各地で、様々な取り組みが生まれました。
にじゅうまるCOP4 は、この10年間、愛知ターゲット達成に向けて、真剣に、多くの人々を巻き込みながら、取組んだ日本各地の人々が集う場所10年間の取り組みと学びが集まる場所、
生物多様性から、SDGs 達成を目指すための未来の協働を作り出す場所を作ります。
せいかリレーの第一走者として、これまでの10年間の振り返りと次の10年に向けた想いについて、全国から終結する「にじゅうまるパートナー」同士で議論し、ともに考えます。
これからのキーワードは「連携・協働」。9つのテーマが設定されている分科会を通して、NGO、企業、行政、ユースなど様々なセクターとこれからの生物多様性保全の協働を考えませんか。
イベント名 | 国連生物多様性10年の振り返りと、日本から世界に発信する新しい協働 「にじゅうまるプロジェクト第4回パートナーズ会合」 |
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主催 | 国際自然保護連合日本委員会 | ||||||||||||
日時 | 2020年1月12日(日)・13日(月) | ||||||||||||
場所 | 都道府県 | 愛知県 | 会場 | 名古屋国際会議場 | |||||||||
目的 | にじゅうまるプロジェクトのパートナーが集結し、10年間の成果の振り返りと、次の10年に向けた提案・計画案等を議論することを目的とする。 | ||||||||||||
イベント概要 | |||||||||||||
■全体会合 にじゅうまるプロジェクト第4回パートナーズ会合(にじゅうまるCOP4)の全体会合は、13日(月・祝)13:30~17:00に、分科会の活動報告および、にじゅうまるプロジェクトの10年間の成果振り返りと、次の10年に向けた提案・計画案等を発表し、議論する。この際に、2020年に向けた計画(せいかリレーの呼びかけなど)と、2021年以降の「にじゅうまるプロジェクト」の後継について議論できることが望ましい。 ■分科会 ・テーマごとに、10年の成果振り返り(事前準備)と同時に、次の10年に向けた連携協働(将来のパートナーシップ構築)について話し合う場面となることを目指す。 ・現時点での分科会は11テーマを予定しており、各分科会のテーマ(仮)は以下の通り。 ①あつまれ!生物多様性ユースアンバサダー ②市民セクターにおけるPost-2020での効果的なセクター内/間連携を考えよう! ③水と緑とみんなのつながりー湿地のグリーンウェイブ ④生物多様性の保全:主流化の新たな展開 ⑤田んぼプロジェクトの10年間の成果と課題、そして2021年からの行動計画 ⑥農と河川水辺の生物多様性~総括とこれから~ ⑦企業と自然資本の関りから目指す持続可能な開発 ⑧海の目標、どこまで進んだ? ~いま砂浜に注目する理由 ⑨自然資本を生かした地域つくり |
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一般参加 | 可 | 参加申込・定員 | 250名 | ||||||||||
参加費 | 無料 | 申込・連絡先 | bd.20.contact@iucn.jp (IUCN-J事務局) |
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イベント(リンク先)URL | http://bd20.jp/cop4/ |
■開催報告
愛知目標
2010年に愛知で開催された国際会議で193の国々が合意した、生物多様性を守るために2020年までに達成すべき20の目標。
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目標1:
人々が生物多様性の価値と行動を認識する。 -
目標2:
生物多様性の価値が国と地方の計画などに統合され、適切な場合には国家勘定、報告制度に組込まれる。 -
目標3:
生物多様性に有害な補助金を含む奨励措置が廃止、又は改革され、正の奨励措置が策定・適用される。 -
目標4:
すべての関係者が持続可能な生産・消費のための計画を実施する。 -
目標5:
森林を含む自然生息地の損失が少なくとも半減、可能な場合にはゼロに近づき、劣化・分断が顕著に減少する。 -
目標6:
水産資源が持続的に漁獲される。 -
目標7:
農業・養殖業・林業が持続可能に管理される。 -
目標8:
汚染が有害でない水準まで抑えられる。 -
目標9:
侵略的外来種が制御され、根絶される。 -
目標10:
サンゴ礁等気候変動や海洋酸性化に影響を受ける脆弱な生態系への悪影響を最小化する。 -
目標11:
陸域の17%、海域の10%が保護地域等により保全される。 -
目標12:
絶滅危惧種の絶滅・減少が防止される。 -
目標13:
作物・家畜の遺伝子の多様性が維持され、損失が最小化される。 -
目標14:
自然の恵みが提供され、回復・保全される。 -
目標15:
劣化した生態系の少なくとも15%以上の回復通じ気候変動の緩和と適応に貢献する。 -
目標16:
ABSに関する名古屋議定書が施行、運用される。 -
目標17:
締約国が効果的で参加型の国家戦略を策定し、実施する。 -
目標18:
伝統的知識が尊重され、主流化される。 -
目標19:
生物多様性に関連する知識・科学的技術が改善される。 -
目標20:
戦略計画の効果的実施のための資金資源が現在のレベルから顕著に増加する。