2020年2月1日(土)「第5回 きずなフォーラム」 生物多様性ながの県戦略の見直しにむけて
― 多様性の保全と人のネットワーク―
このたび⻑野県では「信州生物多様性ネットきずな」と共催して「第5回きずなフォーラム」を開催します。
今回のフォーラムでは、「生物多様性ながの県戦略」についての講演や長野県内の保全団体の2つの活動事例発表があります。また、長野県内の参加団体の自己紹介や参加者がグループに分かれて「生物多様性ながの県戦略」の⾒直しに向けた意⾒交換会を行います。生物多様性の地域戦略について学ぶ機会となりますので、是非ご参加ください。
イベント名 | 第5回 きずなフォーラム | ||||||||||||
主催 | 長野県 ・ 信州生物多様性ネットきずな | ||||||||||||
日時 | 令和2年2月1日(土) 午後1時~午後4時30分 | ||||||||||||
場所 | 都道府県 | 長野県 | 会場 | 長野県塩尻市大門七番町4-3 塩尻総合文化センター 講堂 |
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目的 | 生物多様性の保全に興味のある人を対象に、長野県の「生物多様性ながの県戦略」を理解していただくとともに、見直しに対する意見交換をとおして理解を深めていただきます。 | ||||||||||||
イベント概要 | |||||||||||||
長野県と「信州生物多様性ネットきずな」は、生物多様性の保全に係わっている人々や生物多様性の保全に興味のある人を対象に、生物多様性に関するフォーラムを毎年開催しています。 第5回となる今回は、「生物多様性ながの県戦略」についての講演と長野県内の保全団体の活動事例報告を聞いたのち、県戦略の見直しにむけたワークショップ形式の意見交換を行います。 |
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一般参加 | 可 | 参加申込・定員 | 100名 | ||||||||||
参加費 | 無料 | 申込・連絡先 | 電話:026-235-7178 | ||||||||||
イベント(リンク先)URL | https://www.pref.nagano.lg.jp/shizenhogo/happyou/20191219press.html |
■開催報告
愛知目標
2010年に愛知で開催された国際会議で193の国々が合意した、生物多様性を守るために2020年までに達成すべき20の目標。
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目標1:
人々が生物多様性の価値と行動を認識する。 -
目標2:
生物多様性の価値が国と地方の計画などに統合され、適切な場合には国家勘定、報告制度に組込まれる。 -
目標3:
生物多様性に有害な補助金を含む奨励措置が廃止、又は改革され、正の奨励措置が策定・適用される。 -
目標4:
すべての関係者が持続可能な生産・消費のための計画を実施する。 -
目標5:
森林を含む自然生息地の損失が少なくとも半減、可能な場合にはゼロに近づき、劣化・分断が顕著に減少する。 -
目標6:
水産資源が持続的に漁獲される。 -
目標7:
農業・養殖業・林業が持続可能に管理される。 -
目標8:
汚染が有害でない水準まで抑えられる。 -
目標9:
侵略的外来種が制御され、根絶される。 -
目標10:
サンゴ礁等気候変動や海洋酸性化に影響を受ける脆弱な生態系への悪影響を最小化する。 -
目標11:
陸域の17%、海域の10%が保護地域等により保全される。 -
目標12:
絶滅危惧種の絶滅・減少が防止される。 -
目標13:
作物・家畜の遺伝子の多様性が維持され、損失が最小化される。 -
目標14:
自然の恵みが提供され、回復・保全される。 -
目標15:
劣化した生態系の少なくとも15%以上の回復通じ気候変動の緩和と適応に貢献する。 -
目標16:
ABSに関する名古屋議定書が施行、運用される。 -
目標17:
締約国が効果的で参加型の国家戦略を策定し、実施する。 -
目標18:
伝統的知識が尊重され、主流化される。 -
目標19:
生物多様性に関連する知識・科学的技術が改善される。 -
目標20:
戦略計画の効果的実施のための資金資源が現在のレベルから顕著に増加する。