2020年10月24日(土)「湿地のグリーンウェイブ2020 オンラインミーティング」
~新型コロナ禍時代の湿地保全・賢明な利用についてみんなで語ろう~
日本各地で湿地の生物多様性向上に取り組むみなさんの力で、湿地保全の環を大きく広げましょう!
ラムネットJの「湿地のグリーンウェイブ」キャンペーンは毎年5月の生物多様性の日を中心とする4月~7月の間に、観察会・田植えなど、各地で開催されるイベントを束ねて公開し、湿地保全の主流化を目指しています。コロナで活動が制限されていますが、一方で身近な自然で過ごす時間や機会が増えたこの機をとらえ、今後さらに大きな波を起こすために必要なことを考えます。
イベント名 | 湿地のグリーンウェイブ2020 オンラインミーティング ~新型コロナ禍時代の湿地保全・賢明な利用についてみんなで語ろう~ |
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主催 | ラムサール・ネットワーク日本 | ||||||||||||
日時 | 2020年10月24日(土)16:00~18:00 | ||||||||||||
場所 | 都道 府県 |
オンライン (日本各地) |
会場 | オンライン | |||||||||
目的 | 「湿地のグリーンウェイブ2020」参加登録をした全国の団体関係者からの報告を共有し、アドバイザーからの話題提供をもとに、新型コロナウイルス(COVID-19)をはじめとした“自然の驚異”と、湿地の保全・賢明な利用が果たす役割について参加者とともに考察し、今後の活動に活かします。 | ||||||||||||
イベント概要 | |||||||||||||
・ このイベントは、インターネット・テレビ会議システム(Zoom)を利用して、全国各地で湿地の保全・賢明な利用(wise use)などの活動を行っている草の根活動家などを中心に、さまざまな立場の主体/属性の方々を対象にしたオンライン・ミーティングです。 コロナで野外活動が制限されていますが、これを機に今後さらに大きな波を起こすために必要なことをじっくり考えます。 話題提供者(アドバイザー):生物多様性主流化室長 河村玲央さん / WWFジャパン草刈秀紀さん ・ 参加方法:Zoom ミーティング(またはウェビナー) ※要事前登録 ・ 主催:ラムサール・ネットワーク日本 ・ 後援:パタゴニア日本支社 ・ 「国連生物多様性の10年せいかリレー」関連イベントとして登録 |
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一般参加 | 可 | 参加申込・定員 | 50人 | ||||||||||
参加費 | 無料 | 申込・連絡先 | https://forms.gle/m2c823nxXUins1Hs8 | ||||||||||
イベント(リンク先)URL | http://www.ramnet-j.org/gw/info2020/info20-003.html |
■開催報告
愛知目標
2010年に愛知で開催された国際会議で193の国々が合意した、生物多様性を守るために2020年までに達成すべき20の目標。
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目標1:
人々が生物多様性の価値と行動を認識する。 -
目標2:
生物多様性の価値が国と地方の計画などに統合され、適切な場合には国家勘定、報告制度に組込まれる。 -
目標3:
生物多様性に有害な補助金を含む奨励措置が廃止、又は改革され、正の奨励措置が策定・適用される。 -
目標4:
すべての関係者が持続可能な生産・消費のための計画を実施する。 -
目標5:
森林を含む自然生息地の損失が少なくとも半減、可能な場合にはゼロに近づき、劣化・分断が顕著に減少する。 -
目標6:
水産資源が持続的に漁獲される。 -
目標7:
農業・養殖業・林業が持続可能に管理される。 -
目標8:
汚染が有害でない水準まで抑えられる。 -
目標9:
侵略的外来種が制御され、根絶される。 -
目標10:
サンゴ礁等気候変動や海洋酸性化に影響を受ける脆弱な生態系への悪影響を最小化する。 -
目標11:
陸域の17%、海域の10%が保護地域等により保全される。 -
目標12:
絶滅危惧種の絶滅・減少が防止される。 -
目標13:
作物・家畜の遺伝子の多様性が維持され、損失が最小化される。 -
目標14:
自然の恵みが提供され、回復・保全される。 -
目標15:
劣化した生態系の少なくとも15%以上の回復通じ気候変動の緩和と適応に貢献する。 -
目標16:
ABSに関する名古屋議定書が施行、運用される。 -
目標17:
締約国が効果的で参加型の国家戦略を策定し、実施する。 -
目標18:
伝統的知識が尊重され、主流化される。 -
目標19:
生物多様性に関連する知識・科学的技術が改善される。 -
目標20:
戦略計画の効果的実施のための資金資源が現在のレベルから顕著に増加する。