2021年1月14日(木)25周年記念特別基金助成事業「SATO YAMA UMIプロジェクト」活動成果報告会
大型助成による、「アジア太平洋地域における、多様な環境教育プログラム」の成果発表
経団連自然保護基金設立25周年を記念した事業として『SATO YAMA UMIプロジェクト』に対する助成を、2017年度より実施してまいりました。
『SATO YAMA UMIプロジェクト』では、経済発展が著しく、自然環境の劣化が激しいアジア太平洋地域の6か国にて、湿地、森林、島嶼、環礁など、多様なフィールドを対象にプロジェクトを実施しました。
人材教育と普及啓発を活動の軸に、生物多様性保全、資源管理などに関する新たな教材やツールを開発し、広く共有を図るとともに、都市部ユースには、将来の環境リーダー育成プログラムを実施し、社会に対し大きなインパクトをもたらすことを目指しました。
異なる強みを持つ、日本環境教育フォーラム、バードライフ・インターナショナル、コンサベーション・インターナショナルの国際的な3団体が協働し実施したプログラムです。
活動の終了に伴い、その成果を伺うとともに、種々意見交換を行うことを目的に活動成果報告会を開催します。
経団連自然保護基金として、相対的に大規模、かつ複数年の助成であったとともに、複数のNGOによる協働実施を要請したものであり、今後の企業によるNGO支援のあり方に関し、示唆に富む活動報告を伺える機会です。
イベント名 | 25周年記念特別基金助成事業「SATO YAMA UMIプロジェクト」活動成果報告会 | ||||||||||||
主催 | 経団連自然保護協議会 | ||||||||||||
日時 | 2021年1月14日(木)13時30分~15時30分 | ||||||||||||
場所 | 都道 府県 |
オンライン | 会場 | オンライン | |||||||||
目的 | 経団連自然保護基金設立25周年を記念した事業として『SATO YAMA UMIプロジェクト』に対する助成を、17年度より実施してまいりました。活動の終了に伴い、活動成果報告会として、その成果を伺うとともに、種々意見交換を行うことを目的とします。 | ||||||||||||
イベント概要 | |||||||||||||
1.開 会 2.ご挨拶 経団連自然保護協議会会長 二宮 雅也 3.来賓ご挨拶(ビデオメッセージ)環境省自然環境局長 鳥居 敏男 様 4.活動成果報告 (1) SATO YAMA UMI プロジェクトの活動成果報告 ・総括報告 広げよう、つなごう SATO YAMA UMI グループ(代表団体) 日本環境教育フォーラム シニアアドバイザー(前理事) 瀬尾 隆史 様 ・カンボジア、インドネシア、サモアでの活動報告ビデオにてご紹介 (2) パネルセッション コンサベーション・インターナショナル・ジャパン バードライフ・インターナショナル東京 |
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一般参加 | 可 | 参加申込・定員 | 100名程度 | ||||||||||
参加費 | 無料 | 申込・連絡先 | 経団連自然保護協議会 | ||||||||||
イベント(リンク先)URL |
■開催報告
愛知目標
2010年に愛知で開催された国際会議で193の国々が合意した、生物多様性を守るために2020年までに達成すべき20の目標。
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目標1:
人々が生物多様性の価値と行動を認識する。 -
目標2:
生物多様性の価値が国と地方の計画などに統合され、適切な場合には国家勘定、報告制度に組込まれる。 -
目標3:
生物多様性に有害な補助金を含む奨励措置が廃止、又は改革され、正の奨励措置が策定・適用される。 -
目標4:
すべての関係者が持続可能な生産・消費のための計画を実施する。 -
目標5:
森林を含む自然生息地の損失が少なくとも半減、可能な場合にはゼロに近づき、劣化・分断が顕著に減少する。 -
目標6:
水産資源が持続的に漁獲される。 -
目標7:
農業・養殖業・林業が持続可能に管理される。 -
目標8:
汚染が有害でない水準まで抑えられる。 -
目標9:
侵略的外来種が制御され、根絶される。 -
目標10:
サンゴ礁等気候変動や海洋酸性化に影響を受ける脆弱な生態系への悪影響を最小化する。 -
目標11:
陸域の17%、海域の10%が保護地域等により保全される。 -
目標12:
絶滅危惧種の絶滅・減少が防止される。 -
目標13:
作物・家畜の遺伝子の多様性が維持され、損失が最小化される。 -
目標14:
自然の恵みが提供され、回復・保全される。 -
目標15:
劣化した生態系の少なくとも15%以上の回復通じ気候変動の緩和と適応に貢献する。 -
目標16:
ABSに関する名古屋議定書が施行、運用される。 -
目標17:
締約国が効果的で参加型の国家戦略を策定し、実施する。 -
目標18:
伝統的知識が尊重され、主流化される。 -
目標19:
生物多様性に関連する知識・科学的技術が改善される。 -
目標20:
戦略計画の効果的実施のための資金資源が現在のレベルから顕著に増加する。